ご近所トラブルが嫌いという話
今まで生きてきて、まったく自分には関係ないものだと思ってたが、遂にあるものが舞い込んできた。
苦情の手紙である。
今回の手紙の内容を以下に示す。
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◯◯◯(マンション名)居住者様 各位
日頃より住みよい環境の維持にご協力いただき、ありがとうございます。
さて、この度お住まいの皆さまにお願いがございます。
入居者の方から、「室内から大きな話し声が漏れてきて気になる」との相談がありました。
このような音に関しては、自分では気にならなくても、周りの人に大変、迷惑をかけている場合があります。
今後皆様に快適な生活をしていただくためにも、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。
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以上
私はかれこれ2年は人を家には招いておらず、バラエティーやプロレスを観て一人でクスクス笑う日々を過ごしている。
たまに友人とSkypeをしたり、電話をしたりすることはあるが、大きな声を出した覚えもない。
そのため、全く騒音に関する心当たりがなかった。
幸いなことに住んでいるマンションには知り合いが何人か居る。知り合いに例の手紙が届いたかどうかを尋ねてみたところ、生憎私の部屋だけであった。
さらに真相を探るべく大家さんに連絡したところ、このような手紙を出してはいないし、出すはずがないとのことであった。
大家のフリをして苦情を出す。非常に厄介なものだ。
犯人探しをするわけではないが、大体手紙の差出人は見当がついている。
危害が加えられる恐れも多分ないだろう。
まあ、こんなこともあるのだなと斜に構えておくのがよいだろう。
本当は少し怖かったりもする。